つんどくです。

知的好奇心と創造を、

文系出身の私が未経験で組み込みプログラマの世界に足を踏み入れて早1年が経とうとしている今の心情を文章にしてみるとこうなる。

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どうも、つんどくです。
気が付けば私が未経験でプログラミングの世界に入ってから早くも1年が経とうとしていました。今の心情を備忘録として記しておこうかなと思ったわけです。

 1年がありえない速さで駆け抜けていった。

まるで私が最初からこの世に存在していないと思わせてくるかのように時間は私を置いてけぼりにした。

 

1か月目、先輩たちが何を言ってるのか理解できなかった。

私は英語ばかりに興味をもっていたのでついに日本語がわからなくなったかと焦った。

事実、先輩たちの会話レベルについていけてないだけだった。

「親切丁寧に教えます」と書いた求人募集を書いた人に今この場で会うことができたら思い切り顔面をストレートパンチしてやりたかった。

考えてもわからない、「わからない」という声が頭の中で反復してきた。

 

選択を誤ったと自分を呪った。

アラサーで今まで数えきれない失敗をしてきたにも関わらずまだこんなミスをするか、と自己嫌悪の癖はさらに悪くなるばかりだった。

ニコニコしながら内心ではどうやって相手の気分を害さないでこの職場を辞めれるか考えていた。人の顔色をすごく気にする自分は、何とも思わないで「辞めまーすw」なんて到底できる人間ではない。

 プログラミングにweb系や組み込み系などの種類があることすら知らなかった私。

組み込み系に来てしまい心底後悔していた。

 

しかしである。

先輩に渡される課題で理解できないことは質問をする前にひとつひとつ何度でも調べた。それでも理解できずに諦めた末、先輩に質問をすることが何故か悔しくなっていた。私は自分が我慢強く、粘る方だと思っていたけど、まったくわからない状況というのが続くとこうも人間は弱くなるのだなと感じた。

悔しい気持ちを持ちながら毎日課題に挑んでいった。冬、春、夏、秋、そしてまた冬が来た。

 

気が付くと前よりコードが読めるようになっていた。1行1行理解するというより、ブロック毎にどういう処理をしているのか少しずつ理解できるようになってきた気がする。

自分でコードを書けるようになってきた。

先輩に質問する頻度が減り、代わりに自分で考える時間が増えた。

タイピングスピードは速くなり、先輩にする質問がピンポイントになってきた。

先輩も答えやすく、自分もすんなり理解できてきた。

 

課題のレベルが上がってくる。

基礎を組み込んだ課題から実際の仕事に関する課題をするようになった。

まだまだ知識も経験も何もかも足りないことを進めていくたびに実感する。

しかし、気づいたらのめり込むようになっていた。

あんなにどんよりした1日の時間が、今はとてつもなく早い。

気づけば外は暗くなっている。

 

そして気づけば1年が経とうとしている。

ひとりで仕事ができるようになるにはまだまだ先になる。

最近は、仕事の合間で来年のプランをじっくり考えている。

 

2年後、私はどうしていたいのか?どのように仕事をしていたいのか?どうありたいのか?それには何を目標にするのか?その目標に達するには何をしなくてはいけないのか?その行動は2年間のうちにどのように進めていかなくてはいけないのか?具体的にはどのようにしていけばいいのか?半年のスパンでは何をするのか?考えることはたくさんあるが不思議と辛くない。でもドーナツ食べたい。

 

未だに自分がこの仕事に向いているのかわからない。

この仕事が好きなのかもわからない。

この先、自分がやっていけるのかもわからない。

 

 

でも

なんか楽しいかも。

【今日のひとこと】でもやっぱ週末休み早くカモーーーン!!草