【読書レビュー】『内向型人間のすごい力』 | 自己嫌悪に悩んでいる人におすすめの本
どうも、つんどくです。
今回は内向型人間についての1冊をご紹介!
今まで自尊心のかけらもなかった私が、この本を読み終えた後はなんだか心がスッキリしてしまった。
そうか、尊いというのはこういうことを言うのかと考えていたが、twitter上で見かける「ああ、尊い、、、」とはなんか違う気がするのでたぶん勘違いかもしれない。
しかし、この本を読んで気持ちがとても軽くなったのは事実なので、今回はその中から少しばかり内容を紹介したい。
作品紹介
- 自己嫌悪で悩んでいる
- THE 劣等感のかたまり
- 自分のことをコミュ障だと思っている
人と比べても意味がないことは理解しているのに、気が付くと劣等感に押しつぶされそうになる毎日。
そんな自分を変えられない自分がまた自己嫌悪になっていくととても疲れる。
なんで私はあの人みたいに人前で明るく話せないんだろう?
なんですぐに自分の意見が出ないんだろう?
私ってもしかしてコミュ障?
そんなことを思った経験はないだろうか?
どうにか頑張って変わろうとするけど結果すごく疲れるだけだったとか。
それは内向型の人が外交型のように振る舞おうとしているからではないか?
本書に記載されている研究例をもとに内向型の人間性を理解していけば自分自身を少しずつ受け入れ、あなたの人生はもっと生きやすくなるだろう。
感想
自分の刺激になっているものを探す
もし、あなたが内向型ならば、持って生まれた能力を使ってフローを見つけよう。内向型は、持続力や問題を解決するためのねばり強さ、思いがけない危険を避ける明敏さを持っている。(中略) 最大の目標は自分自身の持てる力を最大限に利用することだったりする。(第7章より)
あなたが、幸せを感じているときは、どんな時だろうか?
お給料は生きていく上で大切なのは言うまでもない。
しかし、それよりも誰かの役に立っている・自分の力で他人に貢献できているときではないだろうか?
自分を認めることができるようになるには、そういった自分が持っている力を最大限に利用できている時間(フロー)を増やすことにある。
私だってみんなとバカをやりたいときがある
「みんながそういうことをしているとき、どうもついていけない感じがすることがある。それが僕の限界なんだ。時々、劣等感みたいなものを抱くことがある。」(第8章より)
アジア系の学生マイクは、新入生歓迎パーティーに参加して、みんなとうちとけるためのゲームをしていたらしいのだが、マイク以外の参加者は全員白人で、ありえないほどのバカをしていたらしい。そのときにそのノリについていけないマイクが感じたことだそうだ。
大学時代にサークルの飲み会で経験したことがある。
酔っぱらった先輩が大声だしてふざけていて、後輩たちをゲラゲラ笑わせていたが、私はどうも心のそこから笑えなかった。というかドン引きしていた。ああ、ついていけねえって思ったよたしかにww
私だってまわりの目を気にしないでバカになりたかったこともあった。
しかし、結局私は人の目というものにおびえたまま学生生活を過ごしていたよ。
「なんで私だけまわりのノリについていけないんだろう。。。」
それは人間性が違うのだからしょうがない!そういう違いなのだと思って愛想笑いをしておけばいいのだ。
人間誰しも他人のノリについていけない時はたくさんある。
無意識に憧れを抱いていた
#スーザン·ケイン さんの #内向型人間のすごい力 #読了
— つんどくです📚🐖 (@tsundokupig) 2019年8月21日
今まで自分の理想としていたのが外交型だったと初めて気づいた。
それが理解できただけでもだいぶ精神的に楽になった。
本書を読み終えたとき、私の中で大きな気づきがあった。
それは、私のいままで理想としていた人物像が全て外向型の人間性を持っていたということである。
インドアなのにアウトドアを好む人物に憧れた。
本当は家でずっとゲームやテレビ、本を読んでいたかったのに、週末は嫌々野球クラブに通っていた。
そりゃあ疲れるわけだ。。。
自分を知り、認める
自己嫌悪に悩む原因は様々だが、その大半は理想と現実の大きなギャップにあると思っている。そのような理想とする自分とは、もしかしたら外向型のように振る舞える人物像ではないだろうか?
それではいつまでも変わらい自分にイライラして一向に自己嫌悪は減らないままだ。
ではどうするか?自分は内向型だということを知ることが第一歩だ。
そして今のあなたのままで充分なのだ。変わる必要はない。
考えるべきことは、どう変えるかではなく、どう自分と付き合っていくかである。
内向型の性質を知ることで、今後どう自分自身と付き合っていくかを考えることができると思う。そのときにこの1冊はとても参考になると思うので、是非手にとって読んでもらいたい。おすすめです。
それではまた次回!
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初めてSEOの本を買ってみたので、寝る前に読んでみることにする。