そうだ、ハンバーガーを食べに行こう。 POPEYE 9月号レビュー
どうも、つんどく(@tsundokupig)です。
みなさん、最後にハンバーガーを思いっきり頬張ったのはいつですか?
周囲の目を気にせずに思いっきりかぶりつくんです。ここは日本ですが、その時ぐらいはお行儀良く食べるとか考えなくていんです。男でも女でも関係ない。何故ならそこにハンバーガーがあるから。そんな事を思い出させてくれたこのインパクト大の表紙を見て一目ぼれで購入してしまった。早く自宅に戻って読みたいと思うワクワク感は、まさにテイクアウトしたハンバーガーを持って帰るそれと何も変わらなかった。今回のレビューは、初めての雑誌ですが他の本と比べても負けず劣らずボリューミーとなっています。それでわいってみましょう「POPEYE 9月号 ハンバーガーと一緒に……」のご紹介です。
- お腹しかすかないインパクト最高な表紙
- BurgerBoysのキャラとファッションセンスがドンピシャすぎる
- 全国と言いつつやはりほとんどの店は、、、
- ふいに現れる村上春樹にココロオドル
- 雑誌というデザインの塊である作品はページをめくるだけでも楽しい
- 行きたいハンバーガー店TOP3
お腹しかすかないインパクト最高な表紙
ケチャップのような色をしたバックカラーに最初は写真かと思ったぐらいディテールがすごいハンバーガーのイラストが堂々とセンターにひとつ。これを発見しても手に取らないハンバーガー好きなどいるわけがない。ハンバーガーから目が離れられなかったせいか、手にした時にやっと気が付いた。またPOPEYEか、、、笑 なぜあなた様はこう「かゆいところに手が届く」といったニュアンスに近いテーマを毎回ピックアップできるのか?すげー楽しそうに書いてるのかな、、、
BurgerBoysのキャラとファッションセンスがドンピシャすぎる
雑誌にでてくるBurgerBoysのアーニーとラフがIN-N-OUTのアイテムを身に着けている時に私はとても懐かしさを感じた。あーまたあのお店でアニマルスタイルを頬張りたい、、、。そんな昔話はいいとして2人の服装と店内、ハンバーガーがとてもマッチしていておしゃれとはやはり自分が着たいものを着て、行きたい場所に行き、したいことをしている時に真価がでるのではないかと思わせるほどである。
全国と言いつつやはりほとんどの店は、、、
東京だ。西から東でたしかに地方、特に九州などにあるハンバーガー店が載っているが、この雑誌に載っているのはほぼ東京のお店である。たしかにハンバーガーが1個1000円以上になるほどの競争に突入するなどだれが想像できたか?それじゃあ地方はやっていけないかもしれないし、必然的に東京の店が多くなるのはわかる。しかし、もう少し東京以外のお店も載せてあげても良かったのではないだろうか、、、?
ふいに現れる村上春樹にココロオドル
私はハルキストと名乗れるほど村上春樹の作品は読んでいない。なんならノルウェイの森も始めだけ読んで全然すすんでない。しかし、ここであの人の書き物を読めるのはとても心が躍った。村上Tというコーナーである。いつ読んでもあの人の文章は映画のワンシーンなのではないかと思うほどに私の頭の中に映りこんでくる。味を楽しみながら飲むコーヒーのように、スルスルと私の目を通し、頭の中に入り込んでくるのだ。
雑誌というデザインの塊である作品はページをめくるだけでも楽しい
はてなブログを始めて興味が湧いたものの中に「魅せ方」がある。写真をどういう配置でページに収めるか?どういう文章、フォント、長さで書いていくか?どういう色をこの場合では使う方がいいのか?イラスト・ページの色・枠組みをつけるかつけないか、などページ毎に違う記事の編集はひとつのアート作品であり、ページをめくるワクワク感を与えてくれる。こういう読み物に期待外れなどあるわけがないのだ。
行きたいハンバーガー店TOP3
著作権が心配なので写真などは載せないが、本書に載っていたお店の中で個人的に行ってみたいお店TOP3を選んだ。この雑誌が気になっている人は参考にされたし。参考になるかわかんないけどね。
第3位:からつバーガー 唐津地区・松原本店 (P074掲載)
↓食べログで店の情報が出ます
https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000364/
クラシックバスでお店を運営している「からつバーガー」の創業開始は1968年と実に50年も続いている老舗。車体に書いてある「からつハンバーガーとコーヒーの店」の書体が四角いバスの可愛さと時代感を引き立たせている。小さく映っているスペシャルハンバーガーだが、是非コーヒーと一緒に胃に流し込んでみたくなる。
第2位:FUNGO 東京・世田谷(p024掲載)
↓食べログで店の情報が出ます
https://tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13008406/
青をテーマにした外装は南国風のおしゃれな雰囲気を醸し出しており、私なら通りすがっただけでも寄ってみてしまうだろう。写真のベーコンチーズバーガーからはみ出るベーコンにはチーズが絡まっていてこれだけでも食べたいぐらいだ。ゴロゴロとしたポテトは是非とも熱々でいただきたいところ。見ただけでわかる、これごっつ美味いやつやん!
第1位:ラッキーピエロ ベイエリア本店&マリーナ末広店 北海道・函館(P052掲載)
公式ホームページはこちらから→函館ラッキーピエロ
すいません、まさかの1位が決められませんでした。だってしょうがないやん!ブランコ席で揺れながらチャイニーズチキンバーガー食べたいし、あのでっかいボックスシートでリラックスしながらラッキーエッグバーガー食べたいもん!北海道に人生で一度も訪れたことがない私は正直、海鮮系と花畑牧場しかイメージがなかったが、訪れた際にはまずここに寄ろうと思う。あとフードエッセイストの平野紗季子さんがドストライクすぎた。
さて、みなさんお腹すいてきました?私はこの記事をハンバーガー食べながら書いた。今回の雑誌は表紙・内容・デザインなどどれをとっても勉強になったし、何より読んでいて楽しかった。この楽しさは活字だけの本では味わえないものだ。私個人の評価はこのようになっている。 それではまた次回!
雑誌おすすめ度 | |
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雑誌の値段 | |
読んでてお腹すく確率 | |
今日ハンバーガーを食べに行く確率 | |
- 美味しそうな全国のハンバーガーがずらりと並ぶ
- 海外のハンバーガー店も知れる
- ページをめくるだけでも楽しいデザイン性
- 東京以外のお店をもう少し見たかった
【今日のひと言】ハンバーガーのお供に、私は決まってR&WかDr.Pepperを注文する。(なければ7up)ハンバーガーの味を充分に楽しみ終えた後、それを口の中に一気に流し込む。これすなわち格別の境地なり🍔