おとなになりたいと思わなくなった時が大人になったとき
どうも、つんどくです。
前回の記事から2か月も更新をほったらかしている私がギモンに思うことも全くもってナンセンスだと思うが、大人になるってどういうことかを考えさせてくれる本に会ったのでご紹介したい。
吉本ばなな 著 「おとなになるってどんなこと?」
小さいころは早く大人になりたいなんて思っていました。
小さいながらも自分の将来に期待し、キラキラした理想で輝いている未来の私は順風満帆に生活している。しかし、だんだん歳を重ねる毎に理想と現実の距離が離れているような感覚。気づいたら理想にしていた大人になることなど忘れて、今日をどう生きるかで忙しく過ごす毎日を送っていく。心のどこかでいろいろ諦めている自分を認識していくのも大人になっていく過程なんでしょうか?
内容はどこか落ち着いていて、語りかけてくるような文体はそれでもしっかりと伝えたい事が伝わってきて、どこか強い芯のようなものを感じれる気がした。
才能や特技、好きなことがなきゃおかしいという空気さえ感じる現代の日本には、けっこう必要な考え方なんじゃないだろうか。
そのままでいい。無理に変わる必要もない。あなたはあなたのままで生きていればそれが一番幸せなこと。変わりたい時には自分が全力で生きて変わろうとすればいい。
そのぐらいな姿勢で生きててもいい、と言われている気がしました。
肩の力がスッと抜けたようなリラックスした気分になれました。
そして健康でなければ、夜更かしや暴食などの不摂生な行動すらできないというのは妙に納得。そういうことも若いからできる謂わば特権のようなもの。できるうちはやっておこうと思ってしまいました。ピザやハンバーガーのドカ食い、カラオケオール、週末1日中寝て過ごす、やってみたいことはどんどんやる。まあデブなんでほどほどにしないとですけどね。
おすすめな読者
- 自分や将来に不満や悩みを抱えている学生
- やりたいことが見つからないひと
- あんまり読書しないけど興味があるひと
毎日が忙しくて少し疲れてきた人には特におすすめな1冊かなと私は思いました。
是非読んでみてください、それではまた。
【今日のひとこと】お久しぶりで~す(笑)