【book_55】HSS/HSP, 繊細さんが幸せになれる生き方とは?
どうも、つんどくです。
自分がHSS/HSPと自覚してから生活の中でどのような意識をすれば幸せに暮らしていけるのかを調べていると、ちょうど良さそうな1冊に出会うことができたのでご紹介しようと思います。
HSS/HSPもしくわHSPだとわかっただけでも大きな1歩だ!と思うけどじゃあこれからどういう意識を持って暮らしていけばより良い生活を送れるように(もっと大きく言えば幸せに)なれるの?
そんなことを思った人も多いかと思います。
最近ではHSPという単語をよく聞くようになりましたがその人たちが具体的に何をすれば良いのかというのを記した情報がそんなにありませんでした。
今回ご紹介する本は、実践的な方法が多数紹介されているので大変役に立ちました。
HSP専門カウンセラー 武田友紀 著 『今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細」さんの幸せリスト』です。
内容紹介
あなたの「繊細さ」は「幸せを感じるため」のすてきな才能。話題の「HSP(とても敏感な人)専門カウンセラー」が“繊細さんだから”感じられる「幸せの53のコツ」教えます。
(Amazonより引用)
発売日 : 2020年4月
単行本価格 : 1430円(当記事の執筆時点)
kindle価格 : 1158円(当記事の執筆時点)
読了目安 : 約2時間
- HSPを最近知った
- HSPとして暮らしていく中で何か意識を変える必要があるか疑問を持った
- 「考え過ぎ」と言われているがそこまで鈍感になれずに気疲れする
- 自分の好きなことだと思っていたものが本当に好きなのか疑問を持ち始めた
「繊細」さんが幸せを増やしていくポイント2つ
この本の中で「繊細」さんが幸せになるためには2つのポイントが重要だと述べています。
1、成果主義から一歩外に出て、自分のためだけに、感じたり味わったりする時間をとる
「成果を出す自分でなければならない」
「趣味でも仕事でも、他の人よりうまく出来ないなら意味がない」
など、自分が成果にとらわれていたことに気づき、「私は私で良いんだ。自分の幸せを大切にしていいんだ」と安心したとき、変化が起こります。
(「成果主義から1歩外に出ると、満たされる幸せが花開く」より引用
このポイントを読んで私はハッとしました。
なぜなら自分の好きなことに成果主義の考えが染みついてしまっていたと気づいたからです。
・本が好きだけど他の人に比べて読了数が少ない、、、
・絵を描くのが好きだけど他の人より下手だから載せても意味ない、、、
・オリラジのあっちゃんが紹介してる本だから自分がレビューしても意味がない
そんな他人と比べて自分の行動を制限してしまっていた自分がいたことに気が付きました。
本来「これが好きだ」という気持ちは自分の内側から来るものなのに、いつからか好きを発信する条件に外側からの「好き」を基準として設けてしまっていました。
いつから好きなことをするのに損得を考えるようになったんだろうか?
いつから好きなコトをするのに数字を追い求めるようになったのだろうか?
そんな簡単そうなことが気が付かないほど、私の頭はなかなかに堅くなっていたのでした。
2.繊細さを、まずは自分の幸せのために活かす
「繊細」さんは、まわりの空気を読むのが上手なんです。
なので相手がその場をどう幸せに過ごせるかっていうのをスピーディーに考えることができるんです。私はあまり上手くありませんが笑
その感じる力が強いため、どうしても相手のために動きがちになってしまう「繊細」さんですが、ポイントではその感受性を自分のために使おうと述べられています。
文章にするでも、絵を描くでも、音楽を作るでもなんでもいいんです。
自分の純粋な好きという気持ちのためにその繊細さを活かしてみましょう。
繊細さを活かし、自分の好きなことをして過ごせた際は、あなたはとても心が満たされているはずです。
そうして自分が幸せになった後で他人を想ったり、助けたり、動いたりしても決して遅くはないと思うんです。
まずは、その繊細さを活かして自分を満たしてあげましょう。
私が実践していることは、意識的に音楽を聴くことです。
私は五感の中で、聴覚が特に繊細だと思っています。
相手の咀嚼音や、鼻をすする音、他人のヒソヒソ話、ドアを閉める強さで変わるバタンという音、などあげたらキリがありませんが音に関するストレスをよく受けます。
なので在宅勤務となっている今、私はyoutubeでLofi HipHop を流しながら作業しています。これがとてもリラックスできて気分が良いんです。
このように自分が繊細だと思う感覚を利用し、意識的にそれを自分のために活かしてみると幸せになれますのでおすすめです。
本屋さんで気になる本を手に取ってみる
成果主義から一歩外に出たり、自分のために繊細さを活かせって言ったってまずは自分が何をしたいのかわからないよ!って方もいると思います。
そんな方におすすめしたいのは本屋に行くことです。
手に取ったとき、ほっとするもの、ふわっと気持ちが明るくなるもの、ワクワク感のあるものが「今やりたいこと」です。
(「本屋さんに行くと、自分の本音がわかる」より引用)
ここでポイントなのが、気持ちが明るくなるものです。
とりあえず目にした本でも気持ちが明かるくならなければそれは「今やりたいこと」ではないからです。
最初から気持ちがワクワクする本を手に取るのは難しいかもしれません。しかし、何かしらあなたをキラキラさせる一冊があると思いますのでちょっと長めにブラブラしてみてください。
個人的なポイントは「自分でも興味ないとわかっているコーナーにあえて行ってみる」です。
自分でも思ってもみなかったキラキラや新しい好きなことがあなたを待っているかもしれません。
私が選ぶこの1文
「繊細」さんが幸せに過ごしていけるポイントのひとつに「感じる幸せ」というものがあります。
・早朝の空が綺麗だった
・雨が降った後の匂いが好きだ
・風は本来見えるものではないが、木の葉がこすれる音や草がゆれたりすることで風の存在を見る(認識する)ことができる
といったように五感を使って繊細に感じることで得る幸せがあると述べています。
その中で、じゃあどうやって感じる幸せを伸ばしていけるのか?という疑問について著者はこう述べます。
では、この「感じる幸せ」は、どうやったら伸びるのでしょう?
まず大切なのは、「楽しんだり感じたりすることに、もっと時間を使ってもいいんだ」と許可することです。
(「感じる幸せを伸ばすには(1) 自分のために、感じる時間をとる」より引用)
自分の繊細を上手く活用し、自分に許可を与えていくことで感じる幸せを伸ばすことができると著者は述べています。
それこそ、こんなことをしていても無駄なんじゃないか?と思ってしまう成果主義の考えを無くさなければできないことです。
まとめ
・成果主義の考えを無くす。他人と自分の好きを比べない
・繊細さを自分の幸せに活かす
・感じる幸せを伸ばす許可を自らに与える
このポイントを意識して過ごしていけば、自分の幸せになる時間を少しでも増やしていけるのではないでしょうか?
私は、もう少し散歩の時間にまわりの自然な音に耳を傾けてみようと思います。
あと、その繊細(感性?)を文章に活かせていけたらな、と思いました。
他にもたくさんの方法がこの本には載っていますので、気になった方は是非手に取ってみてください。とってもおススメです。
それではまた次回!
ちょっとお高い椅子を買ったんですけどね、お尻がスゴイ蒸れるからお尻だけサウナみたいになってるんですよ。奮発して買ったんだけどどうしましょ?草