つんどくです。

知的好奇心と創造を、

【Book_18】図太くなれる禅思考 : 考え方を変えるだけで、こんなにも生きやすい世の中になる。

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どうも、つんどくです。

時間を見つけては少しづつ読んでいたこちらの本を読了しましたのでレビューです。

人間関係や劣等感に日々悩んでいる人におすすめです。

 

SNSがあって当たり前の世の中になりましたが私は基本SNSをやっていません。twitterもぶっちゃけブログ用ですし、facebookやinstagramなんかもやってません。何故か?

昔、無意識に他人の人生と比べてしまい、劣等感を感じて毎日がネガティブになってしまったからです

そんな毎日落ち込んでると自分自身も面倒だと思っていたのでSNSは辞めました。

他人と比べて劣等感を感じたり、自己嫌悪になりやすい人は一度そういった考え方を改めて考え直してみる必要があるかと思います。

考え方を変える手助けをしてくれるのではないかな?と思った本を今日はご紹介します。

枡野俊明 著 「傷つきやすい人のための図太くなれる禅思考」

 

相手と比べることに何の意味を見出すのか?

 他人と比べたところで、自分は何ひとつ変わらないのです。知って欲しいのはこの一点です。そして、それが劣等感から抜け出す唯一の方法でもあるのです。(位置No.125)

 劣等感とはどこから生まれてくるのでしょうか?それは紛れもなく自分自身からです。

案外他人とは自分の事をそこまで気にしていないものです

しかし、ついついやっちゃうんだよねー他人と比べるの。

環境も何もかも違うのに、どう比べて他人より劣っているという結果になるのでしょうか?

私も劣等感で1日が真っ暗な時がたまにあります。

ああ、おれ人生終わってるわ、とか。

昔の学校の同級生とか会いたくないですよね?だって自分より幸せそうにしてるとなんか自分がみじめになってくる気がするんですよね、、、

投げ捨てるべきもの

「放下 着」  これは、捨ててしまいなさい、という意味の禅語。「放下」は放り投げる、投げ捨てるということ。「着」はそれを強調する語です。  まず、捨てるべきは〝比べる心〟です。(位置No.133)

 ほうげじゃく(放下着)と読みます。

上記で述べたとうり、私も劣等感に悩まされる時があります。

そしてそんな劣等感で落ち込んでいる自分も嫌いだ、という負のスパイラルができちゃうんですよねw

比べる心を捨てるだけでだいぶ気持ちが落ち着くことも確かです。

以前語学留学でアメリカに滞在していた頃に、3か月たっても全然話せず、クラスメイトがどんどん上達していくのもあり、すごい劣等感を感じる日々を過ごしていました。

しかし、ホストファミリーが人と比べる必要はなく、昨日の自分より進歩していればそれで良いと言われた時に、私は英語の能力で人と比べることを辞めることができ、そこから英語を少しずつ話せるようになりました。

条件も環境も違うのに何故私たちは他人と比べてしまうのか?しかも自分が劣っていると思うことばかり

つながりを求めすぎると自分との会話がなくなる

「人間は孤独でいるかぎり、かれ自身であり得るのだ。だから孤独を愛さない人間は、自由を愛さない人間にほかならぬ。けだし孤独でいるときのみ人間は自由なのだから」  ドイツの哲学者、アルトゥル・ショーペンハウアーの言葉です。一人になって自由に思い切り自分を見つめ直しましょう。(位置No.538)

 SNSの普及で今ではどこでもだれかと繋がりを持てる時代になりましたね。

世界中の人とリアルタイムでコミュニケーションができるのはとても便利です。

しかしその反面、24時間人と繋がりを感じていないと不安になる人も出てきたのではないでしょうか?

 他人との繋がりを求めるあまり、自分の時間を設け忘れていませんか

自分が変われる時というのはいつも自分の為にある時間から生まれ、その自由な時間の中で自分をどう生かしていくか?そんな気がします。

なので私は自分の時間を大事にしています。

まー友達いないんでほとんど自分の時間に使えるんですけどねははは!

自分と会話をするように、、、

 「坐禅」の「坐」という字を見てください。「土」の上に二人の「人」がいます。これは坐禅というものの意味を端的にあらわしています。僧堂などがない時代には、坐禅は土や石の上でおこなわれていました。  では、すわっているのは一人なのに、なぜ、横にもう一人いるのでしょう。一人はいうまでもなくすわっている自分です。そして、横にいるもう一人は心のなかの自分、禅では「本来の自己」といったりしますが、〝その人〟なのです。  すなわち、 坐禅の意味は心のなかの自分とじっと向き合うところにあるのです。 向き合って心のなかの自分に問いかけ、その声を聴く、といってもいいでしょう。(位置No.1349)

 自分と向き合うのは時として他人と対立するより勇気がいることですね

だって、良いとこもそうだけどありのままの自分を認識することを「向き合う」というのですからなかなか難しいものです。

特に今まで劣等感や自己嫌悪に悩んできた自分などはできれば自分と向き合いたくないものです。だって弱さしか目立たないし、、、

しかしですね、きちんと時間をかけて自分と向き合えば自分の中の好きな部分もどこかしらにあるはずだと私は思っています。

日々の忙しい生活で疲れてしまって自分の時間を取れていない人は意識的に時間を作ってあげることから始めた方がいいのではないでしょうか

 新しい考え方に必ず出会えると思いますので、是非手に取って読んでみてはいかがでしょうか?

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それではまた次回! 

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【今日のひとこと】他人と比べるのではなく、昨日の自分より少しでも進歩していればそれで良いのです