【Book_58】嫉妬をガソリンにして努力する彼の生き様に熱くならないわけがない
どうも、つんどくです。
タイトルとキャラに惹かれて買ってみた本が、めちゃくちゃ面白かったのでレビューです。
概要と情報
「自分は天才にはなれない」。そう悟った日から、地獄のような努力がはじまった。
嫉妬の化け物・南海キャンディーズ山里は、どんなに悔しいことがあっても、それをガソリンにして今日も爆走する。
コンビ不仲という暗黒時代を乗り越え再挑戦したM-1グランプリ。そして単独ライブ。
その舞台でようやく見つけた景色とは――。
発売日 : 2018/07/30
単行本価格(記事作成時点) : 620円+税
kindle価格(記事作成時点) : 574円
読了目安 : 約2~3時間
- 自分に自信が欲しい
- 他人に嫉妬ばかりしてしまう
- 天才に憧れる
自分を成長させる方法
何か心揺さぶられるくらい嬉しかったことがあったら、才能というタイトルをつけて自分の項目に入れる。これが、僕を逃げなくさせてくれる大切な習慣だった。
(p.159 より引用)
どんな人にも嫌なことや嫉妬を抱く日があります。
そんな日ってすごく自分の人生に悲観的になりますよね。
この本を読むと著者・南海キャンディーズの山ちゃんも自分の才能に悲観的なところがちらほらとありました。というかほとんど悲観的( ´∀` )
でも他人と圧倒的に違うところは、ハンパない努力量と小さなことでも自分に自信をつけていき成長していくところでした
多くの人が目に見える成長や結果がないと自信を持てないのとは逆に、山ちゃんはそこらじゅうにある小さな自信や成功をかき集めて「自信の貯金」を作っていたのです。
継続していくことでそれは大きな成長へと繋がっていくことは言うまでもありませんね。
私もこの本を読んでもっと小さな嬉しかったことだったり、小さな成功を集め、大きな自信へと成長させていきたいと思いました。
嫉妬との付き合い方
嫉妬をガソリンに変える。そして、サボる理由がなくなったことを喜ぶ。そう思い込ませた。さぼらなければ自分にもチャンスがあると思うことで、努力に使う時間を圧倒的に増やせた。そうだ、いいんだ、頑張れるんだ、と言い聞かせて嫉妬の炎でエンジンを燃やし続けた。
(p.161 より引用)
嫉妬ってすごく厄介です。
自分がこんなに頑張ってるのに、自分がこんなに大変な思いをしているのに、なんで、なんで、なんで、とキリがありません。
厄介なのが嫉妬が続くと自己肯定感が薄れていくことです。
他人より劣っているところを見つけて嫉妬してストレスをため込んでしまう。
そんなことを続けていればそりゃ自分に自信をつけることは難しくなるでしょう。
この本を読んでいると山ちゃんの嫉妬ってものすごいんです。笑
嫉妬から落ち込むのではなく、それを燃料にして自分の成長するための努力に変換することができるんです。
今までは努力をするためになるべく悲観的なことは考えないで、集中して勉強するようにしていましたが、たまに嫌な思い出などを思い出して全く集中できなくなってしまったということも多々ありました。
マイナスな感情さえも受け取り方次第で成長の糧にできるという考え方は私にとっては新鮮な考え方でした。
私が選ぶこの1文
駄目なときにダメを悔いるだけで終わるか、それを武器に転化させる行動にどれだけ早く移せるか?が大事だった。
(p.200 より引用)
駄目だったときって普通落ち込みますよね?長いと1日2日ぐらい頭の中はそれでいっぱいになってしまうこともざらにあります。
しかし、立ち直る時間がどれほど早いかが自分を成長させるためにはとても重要になってきます。
何故駄目だったのか?駄目でもその中で良かったことはないか?成長できる箇所はどこか?など考えることはたくさんあり、成長のチャンスとなります。
山ちゃんはその辛い経験を何度も何度もガソリンにして突っ走ってきました。
そんな山ちゃんの生き方を読んで、人生とはなんぞや?俺の人生これでいいのか?など、自分の魂に火がついてもっと思い切って生きてやる!なんて奮い立った人も多いのではないでしょうか?
それぐらい彼の文章や生き方には読者の心を震わせる力があったのだと思いました。
まとめ
笑いあり、涙あり、興奮アリの本書「天才はあきらめた」ですがページ数もそれほど多くないし内容が面白くてどんどん読めるのですぐ読了できるかと思います。
自分に自信が持てなかったり、何かに挫折しそうな人など元気をもらえる1冊となっています。
山ちゃんを見習って、嫉妬や落ち込んだことがあったらそれをガソリンにして圧倒的な努力に変換していこうと思います!
とてもおススメです。
それではまた次回!
お久しぶりのブックレビューです