私はピザを食べたいのではない。食らいたいのだ。
どうも、つんどくです。
今日も何か記事を書こうとしたらふと目についた「今日のお題」
そう、私は今、無性にピザが食べたいんだ。
私がまだ幼稚園生ぐらいの小さな頃、週末のお昼に父がピザを注文してくれた。
四角いテーブルを家族で囲み、その真ん中に置かれた白くてこれまた四角い箱がひとつ。
平日は父の帰宅が遅いため、家族4人でごはんを食べれるのは週末だけ。
それだけでも当時の私にとっては楽しい時間だったのに、そこにまた見慣れない白い箱がでてきたのだからワクワクはおさまるはずもない。
リビングルームには既に美味しそうな香りで充満している。
今思うと、この香りが私に空腹という感覚を教えてくれたのかもしれない。
父が白い箱を開けると、そこにはピザがある。
油絵具で立体的に仕上げたようなカラフルさは、芸術作品のそれに値するのかもしれない。
ピーマンの肉詰めでしか食べれなかったピーマンの新しい美味さと食べ方を知った。
生まれて初めて見たピザの名前は「デラックス」だった。
あれからだいぶ年月が経ったが、今でもピザを注文する時には必ず1枚はデラックスにする。
周りに人がいる事を忘れさせ、どう見られているかなどを気にせず、無我夢中で食べることができる楽しさをいつも味わせてくれる。
そして私にとってピザとは「食べる」ものではない。
私にとってピザとは「食らう」もののことを言うのだ。
【今日のひとこと】ピザハットの「ハット」は帽子ではなく「小屋」という意味だよ